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1 はるひなふたつ
パステル調で、しかも着物ではなくフェイクファーのようなファッションです
いろいろ描いてきて、行き詰まりの結果?でしょうか・・
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2 あのねあのね
あのね、あのね こどもの口調ですが、親しい間柄で話しかけるとき、
呼びかけるときのことばです。このかわいい響きが好きで、
まあるい雛の顔に合っているかなと。
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3 ひな3
立ち雛は、すーっと体の線をたてに走らせるのが結構むずかしいので、
こうしてふたりの間をぼやかしてしまうことで、二本の線を省略でき、らくちんです。
そして、それぞれ結んだ帯に見立てた飾りのようなものを線で表しました。
男性の方は直線的に、女性は丸みを出して、
一筆書きのようにくるくると一気に描いてあります。
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4 ひな4
紙がほかとはちがう、灰色です。思い切り簡素なかたちですから、
大量生産するには便利、早く描けるデザインです。
色はシンプルに紫のみ。象徴となる飾りだけは金を入れました。
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5 またあえました
自分のお雛様にこんなにも興味を持った眼でおちついて対面することはあるのでしょうか。
産まれた月によるのでしょう。思い出します。娘は夏生まれなので、
初節句の頃は歩行器に乗り自由自在に移動していました。
段飾りに近づいたその瞬間に一番下の赤い布をつかみ、引っ張りました!
(私の希望で3段だけのお雛かざりですから、それほど大騒ぎにはなりませんでしたが・・
楽しい思い出です。
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6 ひな6
瀬戸の雛めぐりに合わせて、さらし布に描いたものです。
バックのピンク色は、初めての試みでしたが、スプレーを使ってみました。
にじみが思ったよりもでてしまって表情がいまいちでしたが、
飾ってすぐに気に入ってくださった方がみえて、もう手元にはありません。
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7 ひな7
この絵をみて、昔の化粧品のCMを思い出されませんか?
ノエビアの。偶然ですが、似てしまいました。教室では案外人気がありました。
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8 ひな8
しっかりした感じの和紙です。筆が走りにくいものでしたが、
対象が折り紙風の雛でしたので雰囲気はよく合っていて良かったかもしれません。
絵としてはあまり人気はなかったようです。
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9 ひな9
これも和紙です。やわらかい色で可愛く描けました。
2番のあのねあのねの作もそうですが、花をあしらうことで、楽しさ、華やかさを出せます
きちんと描かなくても、梅でも桜でもなんにでも見えるからオーケーと思います。
しいて言えば、花びらのまんなかあたりから、外に向かって細いおしべのようなものを、
たくさんたくさん描けば、梅に。色は濃い目の紅なら梅らしく。
やわらかいピンクなら、桜っぽく。濃いピンクなら桃に、
見てもらえるのではないでしょうか。
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10 ひな10
これは、もっとも初期のころの作品です。頭が固く、
いわゆる雛人形をかなり意識しています。
今の自分がみると、なんだかつまらない絵かなって感じます。
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11 ひな11
京都には、ひょうたん雛というものが存在すると知りました。
そのかたちのかわいさがいっぺんに気に入ってしまい、それから毎年描き、
だんだん私の勝手なかたちになってきました。おおもとは、
また、ずいぶんこれとはちがっているような気がしています((~_~;))
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13 守り神
雛は私たちの身代わりになってくれる・・・そんなことを知ったのはわたしは遅かった。
母はそういうことはなにも教えてくれませんでした。
わたしのお雛様は40センチ四方くらいのガラスケースに入っていました。
が、母がだれかにあげてしまったというのです。
子どもの頃自分がお雛さまにどんな感情を抱いていたのかおぼえていません。
ですが今になって私は残念でならないのです。どんなに汚れていてもいいから、
あのわたしのお雛様を今、見たい。と強く思うのです。
今わたしがこうして元気でいられるのも、
そのお雛さまが守っていてくださったからかしらと。
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14 ひな14
宵・・という漢字は辞書で確認を要しました。
夜でもなく、夕でもない、宵という時間帯はなにかさみしげ、
でもどこかに光がみえるような不思議な感触です。現実離れした世界のお雛様
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